ひとことで

各チームに求められる最低支出の基準。CBA上の正式名称はMinimum Team Salaryです。

分野
キャップ・Tax・エプロン
よく使う表記
ミニマムチームサラリー / 最低チームサラリー / Salary Floor
内容確認

チームが選手給与として最低限計上しなければならない金額で、正式にはMinimum Team Salaryと呼ばれます。サラリーキャップが支出の上側を見る基準なのに対し、サラリーフロアは下側を見る基準です。

なぜ最低額があるのか

再建中のチームを含め、各チームが一定水準以上を選手給与に充てるようにするためです。現行CBAでは基準を満たす時期と未達時の扱いも定められており、単にシーズン終了時に不足分を払えばよいという理解では不十分です。

チーム編成で見るポイント

  • 大きなキャップスペースを持つチームは、契約やトレードでフロア到達も意識します。
  • 他チームの不要契約と指名権を受け取る取引が、フロア到達と将来資産獲得を同時に満たす場合があります。
  • フロア未満でも、その差額がそのまま自由に使える予算とは限りません。

キャップとの違い

サラリーキャップは例外条項を使って超えられる基準、サラリーフロアは最低支出の基準です。両者の間にいるチームだけが、通常の意味でキャップスペースを持つとは限らず、キャップホールドなども計算に含まれます。

CBA条文・適用条件を確認する年度ごとに変わる数値・期限は原文で確認
CBA参照
CBA Article VII §2(c)(Minimum Team Salary)
適用する場面
Salary Cap Year の MTS Payment Team Salary が Minimum Team Salary を下回るとき。
具体的な扱い
未達チームは不足額をNBAへ支払う義務があり、Tax分配を受けられない扱いも生じます。さらにレギュラーシーズン開始日以降は、MTS Threshold を下回った場合に翌日までの補充を求める規定があります。
年度・個別契約で確認
最低チームサラリー額と、個別チームの計算に含む・除く給与は年度ごとに確認します。単純なロスター年俸の合計では判定しません。
2023 NBA-NBPA CBA原文(NBPA)で条文を確認

一次情報

定義は現行CBAとNBAの公式解説を基準に要約しています。金額、期限、適用条件はシーズンや個別契約で変わるため、最新の公式情報を優先します。

NBPAで根拠を確認

あわせて読みたい用語

実際のデータで確認