ひとことで

FA・未契約1巡目・空き枠の権利を保持する間、Team Salaryへ置く仮計上額です。

分野
例外条項・キャップ運用
よく使う表記
FAキャップホールド / Cap Hold / 仮計上
内容確認

FAとの再契約権や未契約選手の権利を保持している間、キャップ計算上に置かれる仮の金額です。実際に支払っている給与ではありませんが、キャップスペースを計算するときはチームサラリーに含まれます。

なぜ必要か

キャップホールドがなければ、チームは自チームFAを一度計算から外して大きなキャップスペースを使い、その後にバード例外で再契約できてしまいます。先に一定額を仮計上することで、この二重利用を防ぎます。

いつ消えるか

選手と再契約する、他チームとの契約が成立する、チームが権利を放棄するなどで解消します。放棄すればスペースは増えますが、バード権などを使った再契約能力を失う場合があります。

契約表で見るポイント

  • 現役契約の給与とキャップホールドを分ける。
  • FA本人の前年年俸と同額とは限らない。
  • 未契約1巡目指名選手や空きロスター枠のチャージも合わせて見る。

キャップスペースは保証契約の合計をキャップから引くだけでは求められません。キャップホールドを含む各種チャージが重要です。

CBA条文・適用条件を確認する年度ごとに変わる数値・期限は原文で確認
CBA参照
CBA Article VII §4(d)〜§4(f)(Free Agent Amounts / First Round Picks / Incomplete Rosters)
適用する場面
自チームFA、未契約の1巡目指名選手、空きロスター枠などの権利を残したままキャップスペースを計算するとき。
具体的な扱い
キャップホールドは実際の支払給与ではなく、権利保持のための仮計上です。例えば通常のQualifying Veteran Free Agentは、前年年俸が推定平均年俸以上なら150%、未満なら190%を基本に計上します。
年度・個別契約で確認
選手のFA区分、前年年俸、ルーキースケール、権利放棄、空き枠チャージで額が変わります。保証年俸の合計だけからキャップスペースは出せません。
2023 NBA-NBPA CBA原文(NBPA)で条文を確認

一次情報

定義は現行CBAとNBAの公式解説を基準に要約しています。金額、期限、適用条件はシーズンや個別契約で変わるため、最新の公式情報を優先します。

NBPAで根拠を確認

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