ひとことで

元チームがFAと再契約し、同一取引で移籍させる方法。受け手は第1エプロン上限の対象です。

分野
FA・再契約
よく使う表記
サイン&トレード / S&T / Sign and Trade
内容確認

元のチームが自チームのFAと新しい契約を結び、その契約を同じ取引の中で別チームへ移す方法です。単なるFA契約とトレードを後から別々に行うのではなく、一体の取引として成立させます。

使われる理由

選手の希望先に十分なキャップスペースがない場合でも、条件を満たせば移籍を実現できる可能性があります。元のチームは選手を無償で失う代わりに、選手や指名権などの見返りを得られる場合があります。

主な制約

受け取るチームには第1エプロンを基準とするハードキャップが関係します。契約年数、保証、対象選手、時期などにも条件があり、すべてのFAやすべてのチームが利用できるわけではありません。

よくある誤解

  • 元のチームが一方的に選手を送り出せる制度ではなく、選手を含む当事者の合意が必要です。
  • RFAのオファーシートに署名した後のマッチ手続きとは別の仕組みです。
  • 発表前の移籍報道だけで、サインアンドトレードの形まで確定したとは限りません。

取引評価では、獲得選手だけでなく、受け手のハードキャップ余白まで確認します。

CBA条文・適用条件を確認する年度ごとに変わる数値・期限は原文で確認
CBA参照
CBA Article VII §2(e)、Article XIのFA規定
適用する場面
元チームが自チームFAと新契約を結び、同一取引で別チームへ移すとき。
具体的な扱い
受け取るチームには第1エプロンを上限とする制限がかかります。したがって、サイン&トレードはキャップスペースの代替ではなく、受け手の Apron Team Salary、契約条件、取引時期のすべてを満たす必要があります。
年度・個別契約で確認
FA本人・元チーム・受け手の合意と、受け手のハードキャップ余白を確認します。単独のFA契約後の通常トレードとは別の取引類型です。
2023 NBA-NBPA CBA原文(NBPA)で条文を確認

一次情報

定義は現行CBAとNBAの公式解説を基準に要約しています。金額、期限、適用条件はシーズンや個別契約で変わるため、最新の公式情報を優先します。

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